し:塩
の:濃度
み:水・(水溶液)真水ではない水溶液
塩水:塩が溶けている物
(例題1)
食塩10g水100ccの時の食塩水の濃度を求めるには?
①水溶液の量を求めると100+10=110cc
の=し÷み(水溶液)
み:水溶液を求める
溶けている液:食塩と水でできている。
水溶液のg数110CC
②濃度=10÷110
の=0.0909
≒0.091
%に直すと
答 9.1%
(例題2)
2.3%の食塩水が320gある。これを、1.2%の食塩水にするには、何グラムの水を加えなければいけないか?
考え方
「し、の、み、」に合わせて
①し=?
の=2.3%=0.023
み=320g
0.023×320=7.36g(し)
②「し、の、み」
し=7.36g
の=1.2%=0.012
「み」=し÷の=7.36÷0.012=613g
②の「み」ー①の「み」=293gの水を加えると
1.2%の濃度になります。
※問題そのものが食塩水とあるので溶けている水の
量を求めるのでは無いので、この式です。
(例題3)
24gの食塩で5%の食塩水を作るには何gの水が必要か?
ここで迷ってしまうポイントがある
単純に計算してみると
し:塩
の:濃度
み:食塩水
ここがポイント
み:ここの問題では真水を求めているので
し・の・み:の公式で出た答えから
※食塩水ー塩の量となる
なので、
普通に計算して求めた食塩水が出てきてしまうので
食塩水ー塩=真水が求められる。
計算はこう
24g÷5%=24÷0.05
=480g
480gー24g=456gが正解
例題4.8%の食塩水305gがある。食塩と水はそれぞれ何グラムか?
の=8%=0.08
み=305g(塩混じりの水)
し=の×み
=0.08×305g
=24.4g
305-24.4=280.6g
求めるのは
塩と純粋な水なので
真水=280.6g
答え:塩=24.4g。真水280.6g
例題5.12gの食塩と水288gを混ぜると何%の食塩水ができるか?
考え方
塩12gと真水288gを混ぜる
食塩水=300g
塩÷食塩水(真水では無くなる)
12÷300=0.04
小数点移動
×100
=4%
答え:4%食塩水の濃度ですね(*^_^*)
例題6:食塩30gと水120gがある。これに80gの水をさらに加えると何%から何%の食塩水になるか?
解き方
塩30g÷(真水120g+塩の量30gを含める)
=30g÷150g
=0.2
0.2×100
0.2を%になおし100をかける。
=20%
更に80gを加える
塩30g÷(真水120g+最初の塩の量30g+更に塩の量80gを加える)
30g÷230g
=0.13
=13%
答え:20%~13%